私たちの活動の歴史
当会の代表の朱まり子と事務局長の迫きよみは、別の団体(京都キッズプロジェクト)の活動をしていました。
2011年の秋に、同志社の学舎を借りて、京都府内のたくさんの団体が集まったイベントを行いました。
その時お世話になった、同志社大学教授新川達郎先生(現在は退職されています)に、後日ご挨拶に行ったおり、「最近の赤ちゃんの育ちが気になる。何かできることがないだろうか」とご相談させて頂いたところ、「ないのなら、自分達の必要とするものを自分達で創るべき」とのご助言を頂き、新たな団体を設立することにしました。
2012年から、朱まり子と迫きよみが何度か相談しつつ「まずは、一緒に考えてくれる仲間を集めよう」と、月に一度、宇治の「ゆめりあ」を会場に、多様なテーマで語り合いました。
翌年の2013年からは京都府の地域再生プロジェクト交付金(現在の地域交響プロジェクト交付金)を活用し、気になっているテーマを語ってくださる講師を招き、勉強会を始めました。
学ぶだけではだめだと思い、独立行政法人福祉医療機構の助成金で「子育てかるた」を作成し、その後、『AKAGO』というタイトルを付けた冊子を作りました。動画もDVDで作りましたが、コロナ禍に突入し、ZOOMも取り入れた学びの場や、インスタグラムや、YouTubeを使っての動画の提供なども取り入れていきました。
しかし、いくら情報を届けても、赤ちゃんを取り巻く環境が難しくなっていると感じ、たくさんの方はサポートできないかもしれないけれども、地域の出会った人たちのサポートがしっかりできることを目指し、少人数のしっかり技術を学ぶ講座を取り入れていくようになりました。
現在は、技術のアップとともに、やはり動画の提供も必要だと感じ、情報提供は続けています。
メンバーそれぞれが、別の仕事や活動を抱える中、たくさんの事業をしてきたことを思いつつ、それでも、赤ちゃんや育てる人たちを充分サポートできていないことの反省も感じつつ、それでも、前に進んでいこうと思います。
ここの年表に出ている事業の多くは、研修の報告や、動画、かるた、ポスターというところに内容が入っています。(でも、すべてではありませんが。毎年実施することだけで精いっぱいだったこともあります)
一度にたくさん見ることはできないと思いますが、よかったら活動全体に目を通していただければ嬉しいです。
歴史
平成24年(2012)
現代の赤ちゃんや子どもの育ちに危機感を覚えたものが集まり、月に一度の開催で、それぞれの思いを語り、我々が行うべき方向を探る
平成25年(2013)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間15回の研修会の開催とその報告書の発行
・ようこそ赤ちゃん! 親子絆づくりプログラム(BP) 1クール4回×5クール開催
・ハグモミ講座(講師 手島渚さん) 5か所で開催
・人形劇「こもりうた」作成 協力人形的サークルムクムク 5回上演
平成26年(2014)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間15回の研修会の開催とその報告書の発行
・支援者対象「赤ちゃんのやわらか抱き方講座」(講師 高橋由紀さん) 2日間講座
・ハグモミの輪プロジェクト(講師 手島渚さん) 13か所で開催
独立行政法人福祉医療機構助成金活用事業
・「子育てカルタ」の制作と配布
・リーフレット『赤ちゃんといっしょ』作成と配布
・「安心感の輪」の講座開催 1クール6日間×3か所、1クール4日間×1か所
・府内30か所で、だっこ講座・紙芝居「こもりうた」・子育てカルタを持って 出前講座を行う(目的は子育て支援のニーズ調査)
平成27年(2015)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間15回の研修会の開催とその報告書の発行
・ハグモミさん養成講座(講師 手島渚さん)3か所
・ダイレクト・ソーシャルワークハンドブックをみんなで読む会(講師 武田信子さん)
平成28年(2016)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間15回の研修会の開催
・テキスト『AKAGO①②』を発行→のちに、『AKAGOテキスト①』として販売
・「グモミさんになろう」講座 (講師 手島渚さん)
3回以上している様子20160910
平成29年(2017)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間16回の研修会の開催
(1回から5回は、京都府宇治市にある旅館亀石楼で、合宿の形態で研修会を実施)
7月1日2日
・テキスト『AKAGO③④』を発行→のちに、『AKAGOテキスト②』として販売
・ハグモミ養成講座(講師 手島渚さん)3か所で開催
京都府女性活躍応援事業
・『AKAGOテキスト①②』を使用して孫育て講座を開催
京都府児童虐待防止地域推進事業活用事業
・「赤ちゃんへの語りかけ講座」府内3日間で6か所で開催
平成30年(2018)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・年間15回の研修会の開催
・『AKAGO③』を発行→のちに、『AKAGOテキスト③』とし販売
・AKAGO DVD版を作成・配布
・「AKAGO産前産後のケア・赤ちゃんとのふれあい講座」
・後藤渚さん・安藤智華子さんを講師に、産前産後のケア・赤ちゃんとのふれあい・その実践を組み合わせた3日間の研修の実施
自主活動
第二回 合宿研修(宇治 旅館亀石楼にて) 6月23日24日
平成31年 令和元年(2019)
京都府地域力再生プロジェクト交付金(現京都府地域交響プロジェクト交付金)活用事業
・「AKAGO産前産後のケア・赤ちゃんとのふれあい講座」
後藤渚さん・安藤智華子さんを講師に、産前産後のケア・赤ちゃんとのふれあい・その実践を組み合わせた3日間の研修の実施
・「AKAGOかるた」のポスター制作(8柄をチョイス)
自主活動
第三回 合宿研修(宇治 旅館亀石楼にて)6月29日30日
令和2年(2020)
京都府地域交響プロジェクト交付金活用事業(コロナ化で大変だった年)
・「1歳までのあかちゃんの家庭での暮らしを具体的にサポートするための研修会」6回 ※コロナ禍の影響もあり、一部講師がZOOMという場合もあった
・「チームAKAGO」動画のサイトを立ちあげる
・「AKAGOかるた」のポスター制作(8柄をチョイス)
自主活動
6月20日21日に合宿研修を予定していて、参加者も集まっていたが、コロナ禍により中止となる
令和3年(2021)
京都府地域交響プロジェクト交付金活用事業
・「1歳までのあかちゃんの家庭での暮らしを具体的にサポートするための研修会」
年間7回開催
・YouTube「AKAGOチャンネル」作成アップ
・冊子『みんなのあかちゃんをみんなでそだてる』作成配布
・「AKAGOかるた」のポスター8柄作成(合計24枚になる)
京都府こどもつながり応援隊事業補助金活用事業
・「食育ポスター15枚作成」 出来上がったポスターを、京都府内の支援団体へ配布
・「AKAGOかるたのポスター 全44柄作成」
自主活動
2014年に作成した「子育てかるた」を、赤ちゃんの育ちの内容を増やした「AKAGOかるた」としてリニューアルし、販売
令和4年(2022)
京都府地域交響プロジェクト交付金活用事業
・第1~第4弾に分けての、研修会の開催
① 二日間研修 大貫崇さん 古野陽一さん 小坂道代さん 蒲田英正さん「コロナ禍での赤ちゃんの育ちについて、みんなで課題を出し合い、掘り下げていきましょう」
② 武蔵大学教授武田信子さん「知っておきたいあかちゃんの体と心と脳の発達」
③ 助産師吉田敦子さんの「知っておきたい、生まれた時から首がすわるころまでのあかちゃんのだっこのアドバイス」3会場4講座開催
④ 歯科医 中野崇先生の講座
自主活動
令和5年(2023)
京都府地域交響プロジェクト交付金活用事業
・年間5回の研修会の開催 テーマ「生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長のサポート」を深く考える
・インスタakachan.dougaの撮影とアップ 27個の動画
京都府こどもつながり応援隊事業補助金活用事業
・「京都府の子育て環境を良くしたいと思っている子育て支援の仲間集まれ!! 語り合う+会議スキルが身につく交流会 (ホワイトボード・ミーティング®)」
・「新生児から首がすわるまでのあかちゃんのだっこを一緒に学びませんか」講師吉田敦子さん 年間4回開催
令和6年(2024)
京都府地域交響プロジェクト交付金活用事業
・「新生児から首がすわるまでのあかちゃんのだっこを伝える人になろう」講師吉田敦子さん 年間5回開催
・「言語聴覚士の都築昌子さんの話を聞く」講師 都築昌子さん 年間2回開催
・「赤ちゃんにそっと手をあてる、そんな手当のお話をきき、実践の見学をしませんか」 講師 平塚晃一さん
・インスタakachan.dougaの撮影とアップ 新規13個の動画
・ホームページの大幅リニューアル
自主活動
・吉田敦子さん講師のZOOMの勉強会を開催 概ね100名が参加その後、有料動画講座としてリニューアル