(4) 8/31(日) 若林理沙 10:15~13:00
古武術の身体操法を応用した妊娠・出産・子育ての体さばき 東洋医学からみた食養生
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」第4回
8月31日10:15~13:00
若林 理沙さん
「 古武術の身体操法を応用した妊娠、出産、子育ての体さばきと
東洋医学からみた食養生」
若林先生
じつは6歳のお子さんの子育て真っ最中、
しかもお二人め妊娠7か月、
それでも 体の使い方がわかっているだけに、
軽々と大人の方をもちあげたりされてました。
![](https://www.kosodate-bunka.jp/wp-content/uploads/2021/02/2014-10547451_685691464846782_2522464137207637612_n.jpg)
子育て支援に関わるものとして
「呪いの構造」のお話は参考になりました。
子育てへの妙な圧力は呪術じゃなかろうか?
子育てについて、こうしたほうが効果がある
といった利点を聞くと、母親はそれに固執し、
がんじがらめになってしまう。
そのことができなかったり、うまくいかないと
子育てママはとたんに不安になったり
動揺したりということをよく耳にします。
強い口調、断定口調で言い切る表現で書かれた内容は
妊娠、出産で脳の一部が休止してぼーとした状態の
子育てママの頭に、それこそ呪いのようにすりこまれやすい。
体の使い方を伝えるさいも、
「こうするとラク、こう使うと簡単、これなら楽しい」ことを
主な利点にすることで、
母親が方法に固執しがんじがらめになる状態を
つくりださいようにすることを心掛けているのだそう。
お話の後の体験や実演などは、
参加者の方多かったんですが、お一人ずつ体験できるように
回ってくださいました。
二人一組で手のむきによって体感の違いを試しているところ。
![](https://www.kosodate-bunka.jp/wp-content/uploads/2021/02/2014-10392326_685691491513446_3144961952984627228_n.jpg)
実際に古武術の体の使い方で、
だきおこしの実演をしているところ。
![](https://www.kosodate-bunka.jp/wp-content/uploads/2021/02/2014-P8310005mini.jpg)
後半の東洋医学からみた食養生について
食事についての陰陽の説など
古い文献なども研究されたうえでの、
根本をたどってのお話もありましたが、
詳しい部分は割愛しての、ざっくりの結論です。
旬のものをまんべんなく、常日頃食べることを
心がけたらそれで十分。
お肉を食べようと魚を食べようと
好きなものを食べたらよいし、
電子レンジを使おうと手抜きをしようとかまわない。
無理をせず、てまひまをかけなくてもいい、
腹八分目を心掛け、食べ過ぎないこと、
毎日をつつがなく暮らすことが「養生」ということだそう。
お話を聞いたスタッフの感想から
食養生のお話は
ちっとも難しいことはおっしゃらず、うれしくなりました。
できることを無理せずにが大事ですよ!と。
お話を聞いて気もちがゆったりしました。
古武術での体さばきについては、
目からうろこが落ちる感じの体験でした。
若林先生、ご多忙な中ほんとに
ありがとうございました。